2011年02月10日 16:30
あらすじ
「残念だね。君には“無次元数の異常を視認できる才能”が開花してしまった」
「人はデルタtの狭間に生まれ、そして死んでいく」。
ビルから落ちていく儚い少女。彼女の背中に、一瞬、羽が見えた気がした──それが、高校生の俺、冴上誠一と“数秘術師(アルケニスト)”羽鷺雪名(うさぎせつな)との出会い。
ある日、何でも願いを叶えてくれるという都市伝説「赤帽子(レッドハット)」の噂を試した、俺の妹・愛架が誘拐されてしまう。血眼になって探す俺は、虚空に浮かぶノイズがかった無数の数字を見た──。―公式サイト参照―
感想
最初に一言・・・すごく当りですw
アンチリテラルの数秘術師は発売前から期待していただけはありました!
異能バトル物はやっぱり当りが多いです。
ただ個人的には珍しい部類ではないかと思います。
なぜかというと、主人公が戦力外な所です。
ただスカラーが見えるくらいの能力しかないですねw
ですが、その限られた能力の中で最善を尽くす所が主人公のかっこいいところです。
主人公が能力に目覚めたもの知りたいですね。(要因は語られてますが、ただそれだけが要因なのかどうか)
読んでいてだいぶ引き込まれましたよ~
起承転結が結構しっかりとしているラノベだと思います。
ヒロインがバトルに入ると性格が変わる所もいい味出してると思います。
ヒロインが凄く儚くて壊れてしまいそうな描写とか鳥肌もんですねw
儚くて壊れてしまいそうな子は見ていて辛いです・・・
あとたまに無防備になる所も可愛いですよ。
最後の方ヒロインが主人公に助けてという所なんてもうすごくヤバかったです。
0パーセントの確立をどうやって打破するかなど、すごい読みどころがたくさんあると思います。
第17回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作は伊達じゃないです!!
是非2巻も出て欲しいものです。
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